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みどりの泡

高校のときの先輩たちが開催する音楽イベントに参加することになった
イベントはライブハウスではなく、プレハブの集会所のような小屋で行われた

最初、ギターを弾く先輩の出番のときは、
みんなで輪になり椅子に座って演奏を聞いた

次の先輩は、いつもはバンドで活動してるけど、今日はピアノで弾き語るという
部屋の前方にアップライトのピアノがあって
みんなそちらに向き直って演奏を聞いた

次は私の番
ピアノに座ってみると、鍵盤が、押せない
ロールピアノの様な、指を乗せるだけで音が出るタイプで、
鍵盤を押し込むピアノだと思っていた私は大いに戸惑った
それでもステージに上がってしまったからには、やらねば!と思い、歌い始めた
案の定そのピアノはとても弾きづらく、
またどんどん鍵盤が下に下がってしまって余計に歌いづらかった

ステージの後ろの壁に、ちょろちょろと水が流れているだけの滝があった
私が歌い始めた瞬間から、その滝が水量を増して私めがけて流れ出した
歌いながらびしょびしょになって、頭から垂れてくる水で溺れそうになった

一曲終ってMCを始めると、滝は止まった
演奏の出来もひどくて、びしょびしょだし、見ているのは尊敬する先輩方だし、
私は恥ずかしくて恥ずかしくて仕様がなかった
溺れなくて良かったです、と言って次の曲にいこうとすると、
鍵盤の上にタオルやらティッシュやら服やら、いろんなものが載っている
こんなのが載ってるからさっきは弾けなかったんだ、と思い
それらを床にかなぐり捨てた
ひとりの先輩が「ヒューウ、カッコいいねー」と囃した
パフォーマンスとかそういうつもりじゃなかったので少し腹が立った
鍵盤の上に何も無くなって、ああようやくこれでちゃんと弾ける、と二曲目を始めた

良い感じで歌えていたのに、曲の中盤で私の口から何かが落ちた
空気にふれると固まる整髪料のような、緑色の泡のようなものが口の端からぼたり、とこぼれ落ちた
幸いステージは暗く、お客さんからみえづらいだろう位置だったし、
歌うのに差し支える量じゃない、とふんで演奏を続行した
ところが、あとからあとからその泡は溢れてきて、ついには声を出せないくらいに大量になった
不思議と苦しくはなく、ただ醜態を曝していることに対する羞恥心だけがあった

さすがに先輩方も気づき、心配してステージに上がってきてくれた
私は、全然大丈夫だったのだけど、泡が止まらないのでそれを伝えることができず、
もうなにもかも嫌になってただ、

もっと練習してくれば良かったな、
と思った


という夢
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hanako umemoto

Author:hanako umemoto
シンガーソングライター梅本華子が徒然なるままに綴るゆめうつつ

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